差込口を増やすか、機器を保護するか
パソコンやテレビ、ゲーム機をつなぐなら、まずサージ保護付きタップを検討しましょう。差込口だけを増やしたくて、サージ保護がないことを了承できる場合は、普通の電源タップも選択肢です。似た外観でも機能は違います(UL Solutions)。

スイッチや過負荷ブレーカーがあっても、サージ保護の証明にはなりません。製品ラベルとメーカーの説明書に、サージ保護機能が明記されているか確認してください(Eaton)。
停電中も電源が必要なら? 作業を保存してパソコンを終了する時間を確保したい場合は、バッテリーで給電するUPS(無停電電源装置)を検討します。サージ保護付きタップにはできない役割です(Schneider Electric)。使えるコンセントがない場所へ持ち出すバッテリーを探しているなら、ポータブル電源とモバイルバッテリーの比較で選ぶ条件を整理できます。
先に接続条件と消費電力を確認する
どちらを買う場合も、つなぐ機器と各機器の入力定格を書き出してください。同じ単位で合計し、タップに記載された上限を超えないようにします。6口あるからといって、各差込口でタップ全体の許容容量を使えるわけではありません(UL Solutions)。
- 家電は別途確認。 電気ヒーターはどちらのタップにもつながず、壁のコンセントへ直接接続します。大型家電も壁へ直接つなぎ、機器の取扱説明書に従ってください(ESFI)。
- 電圧とプラグ。 使用地域の電源とコンセントに合う製品を選びます。NEMAも保護装置の定格電圧を電源に合わせるよう示しています。見慣れた認証マークだけで適合性を判断しないでください(NEMA)。
- コードと差込口の間隔。 大きなACアダプターが収まるか、壁までコードが届くかを確認しましょう。延長コードや別のタップを足すのではなく、必要な長さのコードを備えた製品を選びます(Eaton)。
ジュール数だけで保護性能を決めない
下の図にあるMOVは、サージ電流を逃がして瞬間的な電圧上昇を抑えるためによく使われる部品です。別の方式もあるため、特定の部品が入っているかより、メーカーが示す保護性能で判断しましょう(NEMA)。

ラベルと、購入する型番の説明書を一緒に確認すると整理しやすくなります。
- 認証の対象。 ここで説明する米国市場のUL規格では、完成品がUL 1449に基づくサージ保護装置として認証されているかを確認します。内部部品の認証とは区別が必要です(NEMA)。ほかの市場向け製品は、その地域に適用される認証も確認してください。
- VPR。 規定の試験で電圧をどこまで抑えたかを示す電圧保護定格です。同じタイプ、同じ使用電圧の製品同士で比較し、条件がそろっていれば低い値ほど通過する電圧が低くなります(NEMA、Eaton)。
- ジュール。 エネルギーに関する定格で、残りの保護能力を数える表示ではありません(Eaton)。NEMAは測定方法が異なると数値の比較が誤解を招くと説明しています。ジュール数の記載がないだけで、普通のタップと決めつけないでください(NEMA)。

パッケージのイラストは確認項目を示す例であり、販売中の製品の認証を検証した写真ではありません。適合性と認証を確認できたら、保護ランプの意味と保護機能が失われたときの動作も確認しましょう。自動で給電を止めるモデルもありますが、すべてではありません(Eatonの購入ガイド)。
買い替えのサインを見逃さない
保護ランプが見える場所に置き、表示の意味を説明書で確認しておきましょう。電源ランプと保護ランプは、示している状態が違います。Belkinの案内対象モデルでは、電源が入った状態でProtectedランプが消えたら、差込口が使えていても交換が必要です。接地の異常表示が出た場合は、電気工事の専門業者に点検を依頼してください(Belkin)。
被覆の傷みや本体のひび、溶けた跡があれば使用をやめます。スマホを充電できることだけでは、状態を判断できません(UL Solutions、Eaton)。交換についてはそのモデルの指示に従ってください。受けるサージの回数や強さが異なるので、一律に3〜5年間保護が続くとは考えないようにしましょう(Eatonの購入ガイド)。
この記事の作り方
HousnapのAIが、UL Solutions、NEMA、ESFIと、Eaton、Belkin、Schneider Electricの公開資料を基に執筆しました。差込口の追加、サージ保護、停電時の給電を区別して選ぶためのガイドで、ULについては米国市場の枠組みを説明しています。実機テストではなく、文書に基づく選び方を扱っています。
